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執筆者の写真RE/MAX GOOD.

#162 自分ごとにする。




こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。


何の画像でしょうか?実はこれ、昨日の重要事項説明書です。※ボカしてあります。

不動産の契約の前には必ず、35条書面と言われる重要事項説明書をお客様と読み合わせをします。物件についての詳細について契約前に説明をしてちゃんと理解してから契約しましょうね。というものです。


RE/MAX GOOD.がオープンして以来、というよりもグッドオン株式会社が不動産業をスタートして以来、始めの不動産売買契約でした。

重要事項説明書の読み上げができるのは宅建士の独占業務です。

契約を決めたのは当オフィスのエージェントですが宅建士ではありませんので、重要事項説明書の読み上げは私の役目でした。


聞く側はあっても読み上げる側は今回が初めて。

別段緊張などはありませんでしたが、それよりも気になっていたことがあります。


自分が聞く側だった時、2時間近くつらつらと聞かされただけで、とても退屈で説明の内容は全く覚えいません。家というものはお客さんの夢や未来を乗せて購入するものです。

その購入するための契約が退屈で眠くて仕方なかったってなったら失礼だと思います。


記念すべき日でありますから、少しでも理解というか、記憶に残ってもらえればという思いが強くありました。


私がお手伝い出来ることはなんだろう。

家や土地を売る(貸す)事では決してありません。

お客さんの暮らしに寄り添う事です。ですから、この重要事項説明書を読むという仕事は

責任を持って説明をして、間違いの無い物をお渡しする。そして安心して暮らしてもらうための大切な仕事です。


ですから、前の日の晩に


こう言えば、理解してもらえるかな?

こう言えば、場が和むかな?

ここ質問されたら、答えられない!


そんな事を考えながら、宅建の受験勉強に使った宅建ダイナマイト合格スクールのテキスト

を引っ張りだして、ポイントとなりそうなところや、難しい言葉の箇所を分かりやすく説明できるように、大量の付箋にメモをして臨みました。

そのおかげかどうかは分かりませんが、お客さんからも色々質問してくれたし、たくさんお話しながら終始和やかな雰囲気で進めることができました。


そんなことしなくても、重要事項説明書を読んで終わりでも、仲介手数料は変わりません。

恐らく、いわゆる不動産屋の営業マンはこんな面倒くさい事などやらないでしょうね。

だからやる意味があって、


REMAX不動産エージェント


に誇りを持っているからこそ、やろうと思えるのです。

自分が買う側だったら、そんな気遣いをしてくれる不動産屋だったら絶対に嬉しいです。

ひとつひとつの仕事を、もし自分が客だった時に佐藤から買いたいと思うか?

次回も佐藤に頼みたいと思うか?


という気持ちを忘れないようにしています。

いかに、自分事にすることができるかどうかで、気遣いの気持ちの生まれ方は変わってくると思っています。


デビュー戦ですので、たどたどしくもあったと思うけれど、お客さんが笑顔ででも真剣に聴いて下さったのも、とても嬉しかったですね!

不動産業とは素晴らしいお仕事だと改めて実感しました。


いつか、恩師の宅建ダイナマイト合格スクールのおーさわ校長のようなドラマチック重説が出来るように努力していきたいと思います。


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