こんばんは。RE/MAX GOOD.の佐藤です。
お盆休みというけれど、お盆をきちんと過ごしている人、理解している人はどれくらいいるのでしょうか?
お盆とは仏教の「盂蘭盆(うらぼん)」という言葉から由来していて
ご先祖様を家に迎え入れてもてなし、自分達が今ここにあることへの感謝を伝える先祖供養の行事です。
私の家にはお仏壇がありますから、お盆になると菩提寺の教えに則って、自宅には盆棚というものを作りご先祖を迎える準備をします。
お仏壇がなかったとしても誰にでも実家もあり、必ず先祖が居る(眠る)場所があります。
当たり前ですが、私は突然沸いて生まれたわけではありません(笑)
両親がいて先祖がいたおかげで、今の自分がいるのです。
そこに感謝の気持ちを持つことで、人の繋がりの大切さ、有難さを理解することができると思います。
暮らしや仕事でも一人で出来ることなんて、何ひとつありません。
食事を作ってくれる家族が居たり、一人暮らしだとしてもお米や小麦を作る農家さん
着る服を作る会社、住んでいる家を作る会社、スマホもパソコンもみんな誰かが作ってくれたものを使って今の暮らしが成り立っています。
どんな仕事でも、相手が存在するから仕事は成立します。売る人と買う人が最低2人いなければ仕事にはなりません。
そして、雇ってくれる会社、経営者なら従業員や協力業者など。
どんな事でも、誰かと一緒なのです。
自分が、相手に感謝の気持ちを持つことができると心が穏やかになり、自然と事がスムーズに進んでいく事があります。
テクノロジーが発達したこの現代社会に、江戸の頃からの文化である
「お盆」
という言葉が残り続けているのは、きっと何かのメッセージであると信じています。
夏休み、お盆休みは日頃の疲れを休める期間でもありますが、疲れた「心」を癒してもう一度見直す大切な時間なのかもしれませんね。
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