こんばんは。RE/MAX GOOD.代表の佐藤です。
昨日の記事で、私が職人として駆け出しの頃の話をしたので、もう少しその話を。
建設業界に飛び込むまでは、高校卒業後、まずは憧れの広告の制作の会社に就職するも、現実の厳しさというかギャップに打ちのめされすぐに退職。
元々マジメなわけではなかったこともあり、その後、飲食店・引っ越し屋・運送屋etc...
転々としていました。
20代半ばに紹介で入った、建設業界。
絵を描いたりモノを作るのは好きな方だったので(美術だけは成績良かったのです笑)
意外と性に合って、楽しいと感じるようになりました。
しかし、建設業界は言わずと知れたオラオラ系。
今から二十数年前ですから、コンプライアンスも何もない時代。
とにかく、社長(親方)が厳しかったのです。
見習い期間が過ぎると、毎日怒鳴られていました 笑
現場に行くと、一日中怒られているので
周りの職人さんや、時には施主さんが
「佐藤くん、頑張ってね」と声をかけてくれました。
「ん?なぜ名前を?」
「社長さんが毎日何回も呼んでるから、覚えた笑」
と言われるほどでした。
親方からは「おまえは職人に向いていない」と何回も言われました。
でも、何故か辞める事なく続けていけました。
今まで仕事が長続きしなかったのは、自分で楽なことを選んでいて
自分でつまらなくしていたのかもしれません。
職人の仕事は日々怒られて悔しいのと、なかなかできるようにならない悔しさと
悔し過ぎて凹む事を通り越して、絶対に一人前になろう。
と奮起したのだと思います。
しばらくして、好きな作業工程が見つかり、先ずはこれを先輩たちに負けない
くらい上手くなってやろう。と率先して取り組みました。
数ヶ月後に、またいつもの調子で、親方に大声で呼ばれました
すると
「うまくなったな!」と初めて褒めてもらえたのを、二十数年経った今でも鮮明に記憶しています。
その後は仕事が楽しくなって、いつの間にか現場も任されるようにまでなり
その数年後に、独立させてもらったのです。
成果がなかなか上がってこないと
向き不向きがある。と言われたり
やっぱり向いていない。思ったりすることがあります。
RE/MAXエージェントという働き方は、楽しそうだけど私には向いていないから…
と感じてしまって、諦めてしまう人が多くみられます。
果たして本当にそうなのでしょうか?
プロスポーツ選手、例えば大谷翔平選手クラスであれば「才能」という
レベルで特別だとは思います。
でも、年俸1000億円を稼ぎたい。とは中々ならない笑
いわゆる一般的な価値観の中で、各々が描く将来像があって
それを目指して一生懸命働く。
そこに、「向いていない。」で片付けてしまっては勿体無いはずです。
目指す目標に向かって、少しずつでも歩みを止めずに進んで行けば
ゴールに着くはずなのです。
目標を定めたのは自分で、進むのも自分。
そう。
挫けるもの自分です。
目標が高ければ高いほど、その道のりは険しい。
それに挫けて諦めるかどうか。だけなのです。
理屈は至ってシンプル。
エージェントになってからも、なかなか成果が出ない日々が続くと
「やっぱり向いていないのかな…」と思う日々。
そこで、立ち止まってうつむいてしまったら、当然ゴールには辿りつきません!
向いていない。は、前を向いていない。
不向き。は、目を逸らして目標の方へ向いていない。
ということなのかもしれませんね。
かく言う私も、それとの闘いです笑
ちょっとしたことにつまづいて、下を向いては
L-STYLEのオーナー言葉を思い出して奮起して
つまらない事を気にしては
ELIMのオーナーの言葉で鼓舞して。
このように、一人では困難な道のりも
RE/MAXは同じ目標に向かっている、たくさんの仲間たちがいます。
だから進んでいける。
叶えていけるのです。
そこで下を向いているあなた。
さあ、今こそ前進する時です!
Comments